「一人っ子はかわいそう」「二人目は生まないの?」
一人っ子だと、よくこんな言葉をかけられます。
夫婦で選択して一人っ子と決めているならまだしも、
私は欲しくても授からないという状況なので、傷つくこともありました。
「一人っ子はかわいそうなのかな?」悩んだ時期もありました。
しかし、今は自信を持って言えます。
「一人っ子は全くかわいそうじゃない!」
一人っ子は親の愛情をたっぷり独り占めできます。
きょうだいと比べられることもなく、のびのびと育つことができます。
親としても、精神的にも経済的にも余裕を持って子育てができます。
むしろメリットの方が大きいのでは?と思えるほどです。
一人っ子を育てるママやパパが自信を持って子育てをできることを願い、この記事を書きました。
\こんな方へ向けて書いています/
・一人っ子育児に自信を持てずに悩んでいる
・子どものためにも、二人目を生むべきか迷っている
・一人っ子のメリット、デメリットと解決法が知りたい
・一人っ子育児で気をつけることを知りたい
「ひとりっこは可哀想」散々言われて悩んだ時に、私はこの本に救われました。
一人っ子のメリット
「世界で一番大好きだよ」と自信を持って言える
「3人の中で誰がいちばん好き?」とよく質問していたのを覚えています。
「いちばんの宝物だよ」
一人っ子なら誰に気をつかうこともなく、自信を持って愛を伝えられます。
きょうだいと比べられることがない
「自分は大事にされている」「愛されている」と感じられれば心も安定し、自分のことも人のことも大事にできるはずです。
遊びにとことん付き合える
きょうだいがいると、一人に付きっきりで遊ぶことができません。
どうしても、子ども一人に対しての時間が限られてしまいます。
子どもの遊びにとことん付き合うこともできるし、勉強も付きっきりで見てあげることもできます。
子どもの話をしっかり聞くこともできます。
きょうだいに合わせることなく、その子の行きたいところに連れていってあげられるし、やりたいことをさせてあげられます。
余裕を持って子育てができる
一人っ子なら金銭的な負担も一人分なので、習い事や進学の希望をかなえてあげられる可能性が高くなります。
一人っ子のデメリットと解決法
遊び相手がいない
1日中おままごとの相手、鬼ごっこの相手は本当に疲れます…
そんな時「きょうだいがいてくれればなぁ」と何度も思いました。
負ける機会が少ない
「○○ちゃんよりお着替えが早くできないから、幼稚園に行きたくない」
と言う時期もありました。
幼稚園の先生方の温かい声かけのおかげで
息子は負けることも失敗も、前向きに受け入れられるようになりました。
将来的に寂しい思いをするかもしれない
「親に何かがあった時に悲しみを共有できる人がいない」ことかもしれません。
「親に何かがあった時に相談できる人がいない」
「配偶者や友人に相談できても、同じ気持ちを共有できるのはきょうだいだけだよ」と。
相談できる人や頼れる人は自分の力で見つけていくしかないと思います。
親の介護やお金の面で子どもに負担をかけないように備えておくのも大切だと思っています。
一人っ子の子育てで気をつけること
過剰な期待をしない
一人っ子は親の愛情を独り占めできる一方、親のしつけや期待を一身に受けることになります。
見本になる親が、言動に気をつける
一人っ子にとっては「親がすべて」になってしまいます。
人とたくさん会う
普段からまわりとの関わりが少なくなりがちです。
社会のルールや協調性を学ぶことができました。
一人っ子はわがままになる?
結局は性格と育て方次第!
世の中、一人っ子に対しての偏見が多すぎます。
・一人っ子はわがままになる
・一人っ子はコミュニケーション能力が低い
・一人っ子は協調性がない
実際に、5歳の息子は全くそんなことありません!!
小さい頃から毎日公園やこどもセンターに行き、一人っ子だからこそたくさんの人と関わるようにしてきました。
そのおかげか息子は、びっくりするほどコミュ力が高いです。
公園で会った知らない子に
「その靴かっこいいね!一緒に遊ぼうよ!」と話しかけたり(笑)
結局はその子の性格と、育った環境だと思います。
最後に
「一人っ子はかわいそう」という固定概念から、一人っ子育児に自信が持てない時期もありました。
しかし実際に二人目を考えた時に
「一人っ子のいい部分もたくさんあるのでは?」と気づきました。
一人っ子は親の愛情をたっぷり独り占めできます。
きょうだいと比べられることもなく、のびのびと育つことができます。
親としても、精神的にも経済的にも余裕を持って子育てができます。
親の愛情を一身に受ける一人っ子だからこそ
・過剰な期待をせずに、負担やプレッシャーを与えないこと
・見本になる親が言動に気をつけること
・普段からまわりの人と関わること
普段からたくさんの子と関わることで、社会のルールや協調性を身につけることができます。
ひとりで悩まず、育児を楽しんでいけたらいいですよね。