- 山形新幹線つばさ新型E8系、実際の乗り心地は?
- E3系から変わったことは?
- E8系のダイヤは?
- E8系に乗る際の注意点は?
2024年3月16日に、山形新幹線つばさ新型E8系がデビューしました。
とはいえ2024年4月現在、まだまだ運行が少なく1日3往復しか走っていない現状。
「乗りたいのに時間が合わなくて乗れない…」そんな方も多いのではないでしょうか?
先日、臨時のE8系に運良く乗車することができました。
実際の乗り心地を、ママの目線で細かく解説します!
旧型のE3系からの変わった場所や注意点も解説しているので、この記事を読むことで新幹線移動をより快適に過ごすことができるでしょう。
E8系山形新幹線、実際の乗り心地は?
とにかく揺れが少ない!
まず感じたのは以前のE3系に比べて、揺れが少ないということ。
山形新幹線は山間部を走るため、子どもを抱っこして立っているのが大変な区間も。
新型のE8系では揺れが少なく、子ども連れでも安心して乗車することができました。
シートがしっかりしていて、子どもが動いてもガタガタしない
何より快適だったのが、シートの安定感が増したこと。
子どもが動いても振動が気にならず、後ろの座席の方に迷惑をかけてしまう心配が減りました。
以前のE3系のシートは、子どもが動くたびにガタガタ揺れるため注意して乗らなければいけませんでした。
「後ろの人に迷惑がかかるからじっと座ってて!」という声掛けのストレスがなくなり、快適に過ごすことができます。
旧型のE3系乗車中は10回以上注意していましたが、
新型のE8系では一度も注意しなくて済みました。
親も子どもも、後ろの座席の方のストレスまでも軽減してくれたJRさんに感謝感謝。
フットレストがなくなり足元が広々
そして驚いたのが、フットレストがなくなっていたこと。
足元が広々したため、ゆったり過ごすことができます。
小さいお子さんはじっと座っていられず、床で遊んでしまうことも多いですよね。
「足置きはきたないから触らないでー!」と何度も止めるストレスも減りそうです。
息子が小さい頃は、レジャーシートを持参して床で遊ばせていました。
コンパクトに持ち運べるシートがひとつあると便利です。
E3系とE8系の車内の違いは?
枕の位置が動かせるようになった
息子が大興奮していたのが、枕の位置を動かせるようになったこと。
枕を下まで移動させると、5歳児にもぴったりの高さになり喜んでいました。
シートの座り心地も良くなった気がします。
荷物掛けが3つから4つに増えた
地味に嬉しかったのが、荷物掛けが3つから4つに増えたこと。
荷物や帽子、お弁当やゴミ袋をかける場所がいつも足りなくて困っていたので嬉しいポイントです。
子ども連れの移動は荷物が凄まじく多いので、手の届く場所にかけられるのはありがたいですよね。
車両ごとの扉が、すりガラスになった
各車両の扉が、すりガラスになりました。
プライバシーが守られて安心な反面、ズボラな私にとっては不便に感じることも。
- トイレに人が並んでいるか見えなくなった
- トイレを待つ間、座席が見えないのが少し心配
- ゴミ捨てや手洗いに数秒離れる際に、座席の子どもの姿が見えなくなる
小さい子ならもちろんトイレに一緒に連れていきますが、5~6歳になると「席で待ってるからママだけ行ってきて」なんて言われてしまうことも。
そんな時には座席に残した子どもの姿が見えないのは心配だな~なんて思います。
E8系に乗る際の注意点は?
運行が少ないので早めの予約を
2024年3月16日に、デビューした山形新幹線つばさ新型E8系。
2024年4月現在、まだまだ運行が少なく1日3往復しか走っていない現状。
そのため、E8系に乗るなら早めの予約がおすすめ。
下り
列車名 | 東京駅(発) | 山形駅(着) | 新庄駅(着) |
つばさ131号 | 9:24 | 11:46 | 12:31 |
つばさ149号 | 17:00 | 19:45 | ー |
つばさ157号 | 19:16 | 21:57 | 22:45 |
上り
列車名 | 新庄駅(発) | 山形駅(発) | 東京駅(着) |
つばさ122号 | 5:40 | 6:25 | 9:12 |
つばさ124号 | ー | 7:12 | 9:35 |
つばさ144号 | 13:18 | 14:04 | 16:48 |
朝や夕方の列車が多く、お昼の列車が少ない印象。
子ども連れが乗るには難しい時間帯。
これからどんどん運行が増えていきますが、E8系に乗るなら早めの予約がおすすめ。
3月~6月末までの運行計画はこちら。
大型荷物置場はすぐに埋まるので早めに並ぶ
出典:トレたび
E8系では全車両に大型荷物置き場が設置されました。
大きな荷物を車両内に置いておけるのは安心ですよね。
上下2段に分かれていて、1段につきキャリーケースが約3つ入る大きさ。
山形新幹線は帰省で利用される方が多いため、荷物置き場が埋まるのも早いです。
実際に私が乗車した際も、すぐに荷物でいっぱいになっていました。
確実に置きたい場合は始発駅で早めに並ぶのがおすすめ。
コンセントの場所が分かりづらい
E8系車両には各座席にコンセントが設置されました。
肘掛けの下にあります。
E3系では窓側の座席にしかコンセントがなかったので、通路側に座ると充電ができませんでした。
「トイレが近いから通路側がいいけど、コンセントがないと困るから窓側にしようかな…」
そんな悩みも軽減されますよね。
座席の編成が変わったので注意
E8系は座席編成が変わり、座席が少なくなった車両もあるため注意が必要です。
とくに12号車は車いすスペースが増えたため座席数が減りました。
出典:JR東日本
次の記事ではE8系のおすすめの座席を紹介していきます。
E8系のプラレールも登場しました。
「新型つばさE8系を楽しみたいけど、山形は遠くてなかなか行けない…」
鉄道好きなお子さんとE8系を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。