こんにちは。5歳の息子を育てる主婦です。
息子が幼稚園に入園するまで自宅育児を4年間続けました。
実家は遠方で頼れる人もおらず、預け先もなく、24時間子どもと一緒。
「ママみて!」「ママきて!」「ママママママママ!」
子どもとの生活は幸せなはずなのに、余裕がなくてイライラ…
「少しでいいから休ませて…」
「少しでいいからひとりにさせて…」
ささいなことでイライラしてしまう、すぐに怒ってしまう、
「今日も優しくできなかった…」毎晩寝顔を見て反省の繰り返し。
慣れない育児でわからないことだらけ。
育児書を見ながら実践してみても、思い通りにならないことばかり…
なかなか寝ない子ども、頑張って作っても食べてもらえないご飯…
まわりのママはみんな穏やかに子育てを楽しんでいるように見えて、
「なんで私はうまくできないんだろう」と自分を責めました。
「育児つらい」何度も検索しました。
あの頃の自分に言いたいです。
「もっとテキトーで大丈夫!!」
「今日も子どもを生かしただけで100点!!」
育児がつらいと感じるママ。
ギリギリの日々を送っているママ。
毎日ほんとうにおつかれさまです。
つらい日々も大変な日々も、きっと落ち着く日は来ます!
5歳になった息子、めちゃくちゃかわいいです!!
びっくりするほど手がかからなくなりました。
育児に悩むママたちの心が少しでも軽くなることを願ってこの記事を書きました。
「育児がつらい」と感じる理由
完璧を求めてしまっていた
初めての育児。分からないことばかり。
「泣いたら可哀想だから抱っこしてあげなきゃ」
「授乳中はスマホを見ず、子どもと向き合わなきゃ」
「小さいうちはテレビは見せず、一緒に遊ばなきゃ」
「毎日お散歩や公園に連れていかなきゃ」
「栄養バランスのいいご飯を食べさせなきゃ」
そうやって完璧を求めて、自分を苦しめてしまいました。
しかし育児はちっとも思い通りにはいきません。
「子どものため」と頑張るよりも
自分の心が折れないように頑張りすぎないことが大事だと気付きます。
まわりと比べてばかりいた
息子はとにかく寝ない子でした。
小さい頃から体力が有り余りすぎて、
常に走り回っているようなタイプでした。
「なんで全然寝てくれないの?」
「なんでこんなに落ち着きがないの?」
まわりの子たちとひたすら比べてしまっていました。
他のママはみんな、穏やかに育児しているように見えて
「なんで私は優しくできないんだろう」と自分を責めました。
実家の近くで親に頼りながら育児しているママ友がうらやましくて、
自分の環境や、手がかかる子どもだから…とまわりのせいにしてばかりいました。
「変えられない環境をうらんでも仕方ない。今の環境でできる限り楽しんで子育てしていこう」
と思えるようになったのは息子が3歳を過ぎてからでした。
気軽に人に頼れなかった
息子が2歳の時にコロナ禍になり、数年実家に帰ることができませんでした。
イヤイヤ期真っ盛りの2歳児とずっと家の中でこもりっきりの生活。
気軽に外出できない、人にも会えないという環境に疲れ切ってしまった時期がありました。
ファミサポやベビーシッター、いろんなものに登録しましたが
「知らない人に子どもを預ける」というのはハードルが高く、一度も利用することはありませんでした。
少しでも一人の時間を作ることが出来たら、心に余裕もできて子どもに対しても優しくなれたと思います。
産後うつ・育児ノイローゼにならないために
頑張ることをやめた
育児はちっとも思い通りにはいきません。
「ちゃんと育てなきゃ」と気を張っていると、
うまくできないことにイライラしてしまいます。
子どもにとってはイライラしているママよりも
テキトーでも機嫌の良いママのほうがいいに決まっています。
「テレビをみせてもOK」
「今日は外に出ずに家でダラダラもOK」
「栄養バランスのいいご飯じゃなくても、食べてくれればなんでもOK」
今は力を抜いて、サボれるところはサボりまくっています!
人と比べることをやめた
SNSを見ていると、まわりがキラキラ育児を楽しんでいるように見えます。
自分の現実と比べてしまい、落ち込んでしまいます。
でもきっと、みんな見えないところでは苦労しているはずです。
実際の私も、インスタグラムには楽しい写真ばかり投稿していました。
まわりの友達から
「楽しそうに育児しているよね」
「ぜんぜん怒らなそうだよね」と言われ、
そんなわけないじゃん!!と驚いた記憶があります。
自分と子どもの居場所を作った
もともと家でじっとしているのが苦手な性格で、
赤ちゃんのころから毎日公園にお散歩に行っていました。
息子が2歳を過ぎた頃からは毎日こどもセンターに行きました。
近所に数か所センターがあるため、日替わりで週に5~6日通いました。笑
家にはないおもちゃがたくさん。
同年代のお友だちもいて、私もママたちと話せることでストレス発散ができました。
こどもセンターがなければ、完全にうつになっていたと思います。
息子もたくさんのお友だちができて、おもちゃの貸し借りや社会のルールなども自然に学ぶことができました。
まわりに頼ることも必要
どんなにかわいい子どもでも、ずーっと一緒にいたらしんどいです。
たまには誰かに預けて息抜きしないとやってられません。
私はホームスタートという「家庭訪問型子育て支援ボランティア」を利用しました。
週に一度、2~3時間訪問してくれて、
子どもと一緒に遊んでくれたり、話しを聞いてくれたり、
公園や買い物に一緒に行ってくれたり。
この頃の息子はスーパーで走り回り、まともに買い物もできなかったので
一緒に買い物についてきてもらえるだけでとても助かりました!
ボランティアスタッフさんは子育てが落ち着いた40~50代のママさんで、
子育ての悩みや愚直を親身になって聞いてくれました。
実家が遠く常にホームシックだった私には、とてもありがたい存在でした。
まとめ
息子は5歳になり、だいぶ手がかからなくかりました。
幼稚園に行きはじめて、やっと私自身の心にも余裕ができました。
・完璧を求めない
・まわりと比べない
・頼れるところに頼る
・自分と子どもの居場所をつくる
これでなんとかつらい時期を乗り越えました。
こどもが小さいうちは本当に大変ですが、絶対に楽になる時がきます!
今日も子どもが元気に生きているだけで100点です!!
頑張りすぎずに、力を抜きながら育児を楽しんでいきましょう。