- ヨコミネ式教育、口コミや評判が良くないけど実際どうなの?
- しつけや体操が厳しいと聞くけど、うちの子はついていけるだろうか…
- ヨコミネ式が合う子・合わない子はどんな子?
ネットで『ヨコミネ式教育』と検索すると「厳しい」「やばい」「軍隊みたい」などの口コミが出てきて、不安になってしまった方もいるのではないでしょうか?
幼稚園・保育園は子どにとって初めての集団生活の場所。
親としても安心して預けられる園を選びたいですよね。
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わが家は実際に、ヨコミネ式の幼稚園に息子を通わせて3年になりますが、大きな後悔はありません。
「先生が厳しくていつも怒っている」「子どもを抱きしめない」など、ネットで書かれているような評判は、ひと昔前のもののようです。
先生方はすごく優しくて、息子は幼稚園から帰ってくると毎日楽しそうに話を聞かせてくれます。
ただ正直、ヨコミネ式の教育方針についてはメリットもデメリットも両方あると感じています。
競争が多いので、負けず嫌いの息子は「幼稚園に行きたくない…」と言うこともしばしば。。
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自由遊びの時間が少ないため、のびのび遊びたい子には不向きかもしれません。
この記事では、実際にヨコミネ式の園に通わせてみて感じたことをまとめていきます。
幼稚園選びの参考にしてみてくださいね。
ヨコミネ式教育とはどんなもの?
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子どもの可能性を広げる教育
ヨコミネ式教育法とは、幼児期から読み・書きや運動、音楽などを教育に取り入れ、子どもたちの可能性を広げるもの。
すべての子どもが天才である。ダメな子なんて一人もいない。
という理念のもと、子ども達が自立して生きていけるよう「自ら考え、自ら判断し、自ら行動・実践する」ことを目的としています。
具体的な教育内容は…
- ヨコミネ式体操&体幹トレーニング
- 読み書き
- 読書
- メロディオン
- フラッシュカード
その子に合わせたペースで、できるようになるまで丁寧に指導してくださいます。
ヨコミネ式教育のメリット
![英語](https://omochi-kun.com/wp-content/uploads/2023/09/そろばん.jpg)
![英語](https://omochi-kun.com/wp-content/uploads/2023/09/そろばん.jpg)
集中力が鍛えられる
ヨコミネ式教育法の幼稚園では、時間割を決めてメリハリのある生活をしています。
子どもが無理なく集中を続けられるのは20分ほど。
そのため飽きずに活動ができるように、時間を細かく区切る工夫がされています。
時間割はこんな感じ。
体操 20分
読み 20分
書き 20分
かけっこ 20分
お昼ごはん
午後は自由遊び
幼稚園児が椅子に20分座っていられるだけですごいですよね。。
メリハリをつけて活動することで、集中力が鍛えられ、
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椅子に座る習慣があるから、小学校に入学してからもスムーズに学習に取り組めそうで安心。
向上心が高い子になる
子ども同士で刺激を与えあうことで「もっとできるようになりたい」という向上心を育みます。
子どもの才能を伸ばす4つのスイッチ
【1】子どもは競争したがる
【2】子どもは真似をしたがる
【3】子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる
【4】子どもは認められたがる
小さな目標をたくさん達成していくことで、 「ちょっと難しいけど、自分ならできる!」という自己肯定感につながります。
心も身体も強くなる
「できるようになりたい!」 「もっと早く走れるようになりたい!」 そんな気持ちの子がたくさんいるため、楽しく競争しながらお互いに刺激しあえる関係です。
「○○くんは側転ができてすごいんだよ!ぼくもできるようになりたい!」 とまわりのお友だちを素直に認め、目標にできる。
クラスのお友だちが走っている時はみんなで応援する。
チャレンジに成功したら、先生をはじめ、みんなで褒める。
明るくイキイキした雰囲気の幼稚園で過ごすことで、子どもの心も身体も強くなります。
ヨコミネ式教育のデメリット
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自由遊びの時間が少ない
ヨコミネ式教育法の幼稚園は、自由遊びの時間が少なめ。
午前中は、体操・読み書き・かけっこなどの時間割があるため、お友達と自由に遊べるのは朝の時間と午後の時間のみ。
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初めての参観日に見学に行った時は 「幼稚園なのに忙しそうだな…」という感想でした。
園生活に慣れるまでは、お子さんも疲れてしまうかもしれません。
お友だちと遊ぶ時間はもちろんありますが、 遊びがメインの幼稚園や保育園に比べると、やはり自由時間は少なめです。
競争が多いから、比べられがち
「負けたくない」「もっとできるようになりたい」という子どもの原動力を生かした教育法のため、ヨコミネ式はかけっこやコンテストが多いんです。
負けや失敗をポジティブに考えられる子ならいいですが、そんな子ばかりではありませんよね。
毎回負けてしまう、体力に自信がない子は、比べられることで走ること自体が嫌いになってしまう恐れも。
実際に息子も「走る時間が長くて疲れるから行きたくない…」ということもありました。
幼稚園に行くこと自体が嫌いになってしまわないように、お子さんに合った園を選ぶことが大切ですよね。
ヨコミネ式教育法が合う子はどんな子?
![走るこども](https://omochi-kun.com/wp-content/uploads/2023/09/23330588_s.jpg)
![走るこども](https://omochi-kun.com/wp-content/uploads/2023/09/23330588_s.jpg)
負けず嫌いで好奇心旺盛な子
負けず嫌いで好奇心旺盛なお子さんは、ヨコミネ式の教育を受ければグングン伸びると思います。
入園前までは「自分が一番!」と信じていた子も、年中年長のお兄さんお姉さんを見て刺激を受けるでしょう。
「自分もできるようになりたい!」という向上心と競争心を持つことで、さらに能力は伸びるでしょう。
負けや失敗は悪いことではなく、 「失敗するから強くなる!」 「負けるのも経験!」というポジティブな考え方が身につきます。
動くことが大好きで活発な子
「常に動いている、追いかけるのも大変…」 「体力が有り余っていて全然お昼寝してくれない…泣」というお子さん、いますよね。
うちもそうでした。
「とにかく、この有り余る体力を発散させてきてくれー!」という願いで、 運動に力を入れているヨコミネ式の幼稚園に入園を決めました。
学習や体操はなるべく園に任せたい親
遊びがメインの保育園や幼稚園だと、 「入学前に最低限の読み書きは教えておかなきゃ」 「スポーツも勉強も足りなそうだから、習い事に通わせなきゃ」と思うかもしれません。
ヨコミネ式の幼稚園なら、 「園でお勉強も体操もたっぷり頑張っているので、家ではゆっくり休ませよう」 と大らかに過ごすことができます。
のびのび育てたい方には不向き
「競争や、順番をつけたりせずに育てたい」と感じる方も多いと思います。
全ての子どもがヨコミネ式教育法に合うとは限りません。
もともと運動が苦手で、体を動かす時間を苦痛だと思う子はいます。
合わない園を選んでしまうことで、自分は皆よりできないと劣等感を持ってしまう可能性もあるでしょう。
幼稚園に行くこと自体が嫌になってしまうかもしれません。
「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、お子さんの性格に合わせた園を選んであげましょう。
![](https://omochi-kun.com/wp-content/uploads/2023/09/幼稚園選び アイキャッチ-1-300x169.jpg)
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実際にヨコミネ式幼稚園に通わせてみて
![逆立ちする子ども](https://omochi-kun.com/wp-content/uploads/2023/09/逆立ち-1.jpg)
![逆立ちする子ども](https://omochi-kun.com/wp-content/uploads/2023/09/逆立ち-1.jpg)
失敗を受け入れられるようになった
もともと負けず嫌いで、失敗を受け入れるのが苦手だった息子。
「クラスに自分より足の速い子がいる」 「お着替えのスピードで○○ちゃんに負けた」 など、気にしてしまうこともありました。
しかし、ある時 「失敗するから強くなるんだよ!」 「負けるのも経験!」 と息子が言うようになりました。
先生方がいつもそうやって声をかけてくれるそうです。
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先生の日々のあたたかい声かけのおかげで、失敗も負けもポジティブに受け止められるようになりました。
体操が大好きになった
現在、年中の息子が一番好きな活動は体操。逆立ち歩きと側転を練習中です。
できなかったことができるようになるのが嬉しいようで、毎日楽しそうに報告してくれます。
ヨコミネ式ではストレッチやブリッジから始め、だんだん逆立ち歩きや側転ができる指導していきます。
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幼稚園児で逆立ち歩きなんて、本当にできるようになるの?
入園当初は私も実際に疑問に思っていました。
でも年長になると、みんなができるようになっているんです!
「年長さんみたいにカッコよくできるようになりたい!」という憧れから、自分で進んで体操に取り組んでいるようです。
体が強くなりカゼをひきづらくなった
ヨコミネ式教育法は、子どもの体力づくりに力を入れています。
毎日かけっこや体操をすることで、子どもの基礎体力が鍛えられます。
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カゼをひきやすかった息子も、入園してからは体調を崩すことが減りました!
ヨコミネ式教育の口コミ
家でも楽しく練習している
コロナで見に行けなかったけど、保育園最後の運動会を見てきた😊
— チャッピー♪@建築設備士になる (@if_chappy) October 7, 2023
ヨコミネ式だけあってみんな運動神経良すぎ😳110cmの娘も跳び箱7段飛んでた♪跳び箱の向きも難しい方😇
ブリッジ、倒立歩き、側転、バク転等普通にこなしてる。家でも練習してた♪
アザラシ🦭で足が肩に付く?体柔らかすぎ…感動😭 pic.twitter.com/tC3JWVXg4n
今日も仕事が終わり帰宅。
— 人工関節リハビリ あお (@artificialao) June 12, 2023
子供の保育園はヨコミネ式。
壁逆立ちを100秒やる4歳の息子。
尊敬します!笑 pic.twitter.com/V39XyvL8RA
スパルタな園もある
娘(7)、幼稚園がヨコミネ式でスパルタすぎたおかげで相対的に小学校が楽しいらしくてよかった
— ス太郎 (@nonnonn0505) February 21, 2024
近くにヨコミネ式?というがっつり勉強するこども園さんもあって本1000冊読むとか逆立ちで歩けるようになるとか(それ必要なのかわからんけど)すごいところだったんだけど両極端なのだがうちの子にはこのスタイルではないと判断したのでね…千差万別色々な所があるよね🥺
— 🥀りーちゃん✨ (@merorinchu) February 18, 2024
わが子に合う教育法を選ぶことが大切
どの幼稚園を選んでも『合う・合わない』の相性はありますよね。
ヨコミネ式の教育方針やメメリット・デメリットを知り、 「うちの子に合っているかな?」としっかり考え幼稚園を選ぶことで 後悔することは少なくなるでしょう。
しっかり見学をし、プレ保育や園庭開放で実際に体験してみましょう。
- 負けず嫌いで好奇心旺盛な子
- 動くことが大好きな活発な子
- 体操や読み書きに興味のある子